シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

TR-Pad-EX その3

 借用したTR-Pad-EXを返すにあたり、買うか否かを決める必要がある。信じがたい効果が確かにあった。しかしケチなオイラはそれが定価近い売値だったら考えただろう。幸い、隣町のショップには中古品の出物があるのだ。

 中古品といっても、何ら新品と変わらないものが2つもある。電話で聞いたときは、1つだけ取っておいてくれと頼んだのだが、こんな出物はまず無いだろう。お得意様価格でもあり、2つとも購入することにした。アクセサリーのダブル使用が効果的なのは実証済みでもあるからだ。

 ではもう一つはどこに使おうか。トラポと同じ人工大理石のボードを敷いているプリアンプの下に使ってみよう。相性が良いのかもしれない。ただ、前1後2の配置でインシュレーターが置いてあるので、TR-Pad-EXを正確に設置するには前側を一旦外さねばならない。さあ、このダブル使用はどんなもんだろうか。

 正直言って、初めてトラポの下に置いたときほどの変化は感じられない。それでも明らかに解像度が上がり、立体感が増しているのが分かる。パーカッションで埋もれがちなリンの音や、後方配置のチェンバロの音がハッキリ聴こえてくる。

 我が家では、改善が限界のファクターが出てきたのかもしれない。まだ伸びしろがある要素が変化として耳に届いている気がする。また、逆位相の効果音がサンプリングされた曲を掛けると、後方まで音が移動する様が弱くなっているのに気がついた。何故だろうか?たしか同じ現象を春にカキコしているはず・・NCFクリアラインをダブル使用したときだ。(2021-04-13  ダブル効果を再び 参照)

 何か共通した事は無いか?ダブル使用という行為そのものは関係があるとは思えない。ただ、共にアンプ系で変化を求めたのが共通している。そして、そのまま時間が解決しているので、翌日同条件で再確認すると、昨日より遥かに広く効果音が部屋内に飛び回るようになっていた。理由は分からないが、アンプ系への対策は時間を置かないと判断できない気がしている。