シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

ダブル効果を再び

 ダブル効果といっても、昨年の秋にやったスピーカーのダブル駆動の事ではない。アクセサリーのダブル仕様である。

 これまで、オーディオアクセサリーは気のせいレベルの物体も、ダブル仕様で効果がハッキリすることが分かってきた。ノイズハーベスター、アコリバRR-777、アモルメットコア、エコーバスター、サンシャイン超薄型制震シート、シックスエレメントなどなど・・ダブル効果が感じられなかったのは、電源フレッシャーΛ5.36ぐらいである。つまり、かなり高確率で成功する手法なのだ。

 このフリは何かというと、4ケ月前に一つ導入して好結果のあったNCFクリアラインである。あのとき、前段機器のタップからアンプ系のタップに差し替えて音質の低下があった。これは双方に挿してダブルにしてみたい。コンセントベースで壁コンが強化され、アクセサリーによる音の違いが大変分かりやすくなったので期待している。

 前段機器のタップに刺したものはそのままに、アンプ系タップにも刺して試聴。メーカーは24時間位で本領発揮と言うが、一聴して違いは明白。低音の密度と解像度が上がり、ベースや低弦の芯があってブレない再現が素晴らしい!それどころか、全域で透明度がアップして立体的に点在する音像が大変クリアだ。これまで見えなかった音まで映像になり、実に新鮮。難物CDのイル・ディーヴォによる声楽カルテットは、カルロス・マリンが加わる盛大なサビの部分でも音が歪まない。これは感激だ!驚きの高SN比が実現している。

 ただ、不思議なこともある。逆位相成分の再現が弱くなっているのだ。具体的には、ジャッキー・エバンコ のセカンドアルバム3曲目「ジュテーム」は、右後方にノイズがハッキリ聴こえるのだが、これが聴こえなくなっている。また、プレイズ2曲目に意図的に収録されたサラウンド音があまり広がらないのだ。以前なら2チャンネルでも、頭の後ろまで音が移動して聴こえたのに。まだ差し込んだばかりであるため、今後の変化があるのかもしれない。

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