シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

マイティ・ソー/ダーク・ワールド

 マーベル・シネマティック・ユニバースの中で、観ていないのは本作と次作となる「バトルロイヤル」だけである。特に理由はないが、1作目を見てあまり好感触ではなかったのもある。暇な雨の日に2本続けて拝見した。

 神々の世界が舞台なので、ファンタジックな事件が切っ掛けとなる。話の内容は正直言って、2時間も経てば忘れてしまうレベルのものだ。これはバトルロイヤルも同様で、この作品の魅力はそんなところではないので問題はない。やはり豪華な俳優陣と、楽しく観られるエンタメ活劇が命なのだ。本作はこの世界観で言うところ「アベンジャーズ」の1年後の時系列で、純粋に前作の続きとなっている。よって、少なくとも「マイティ・ソー」は見ていなければ魅力が伝わらない。

 キャラクターの魅力が大きく、本作ではアベンジャーズで敵だったロキの魅力が実に大きい。それを受ける主役のソーも笑いのセンスが光りだしている。前作の続きとして舞台を地球に持ってくる流れが自然だ。非力な地球人の活躍も筋が通っている。ただ、5000年に一度9つの世界が直列に並んで行き来が可能となるという設定と、惑星直列という言葉が混在して首を捻るシーンもあり、そこにエーテルという架空のエネルギーが登場するので分かりにくい面もある。まあ、ファンタジーに振った側面もあるので大体分かればいいし、登場人物は分かりやすいので楽しく観れた。


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