シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

セッティングの新提案

 アンプやCDPのセッティングについて、新提案だ。
 新といっても、実はかなり前に公開しているインシュレーター設置法で、変則の4点支持である。まず、通常の3点支持セッティングを行う。前が2、後ろが1の3点がオイラの好み。見た目の安定感も大事なのだ。そして、ここからが違う。
 通常、機器の中央付近はアンプのトランスやCDPの駆動メカが鎮座している。この近くにもうひとつのインシュレーターを噛ますのである。ポイントはしっかり均等に加重が4点に掛かることで、平面性が問われることになる。
 2011/12/27の書き込み「TADモニター その2」を参照していただきたい。このときはスピーカーに応用しているが、本当は前述のように中央の振動源に沿って位置を調整するのである。
以前、ラックスマンがアンプの足を変則5点支持にして売り出したときがあったが、発想は同じじゃないかと思う。しかし5点支持は均一設置がさらに困難で、趣味人が後から調整しにくい。
 変則4点支持は、機器の底板に直接設置するダイレクトセッティングが前提であり、4個セットのインシュレーターを持っていればだれでも試すことができる。ぜひトライしてもらいたい。旨くはまれば腰の据わった安定感のある音が得られると思う。
 ちなみに、現在メインアンプのJ2にタオックで実践している。トランスの直下、すこし手前に4点目を設置して大変安定した音像が得られた。フォルテの咆哮にも余裕を感じる安心感が得られている。お勧めである。

分かりやすくJ2の天板上に4つのジュラルミンを置いた。この位置の底板にタオックのインシュレーターを挟んでいる。