前回、FALのSupreme S C60が大きく改善したことを書き込んだ。しかし、音が薄口で密度とキレが足りない。それは駆動系の問題だと言い切ったが、いい加減な事は言えないので確認するとしよう。
前回駆動していたのは、DENONのRCD-M41-SPという格安のレシーバーだ。それをラックスマンのSQ-N150とD-N150のコンビで聴く。分かりやすく言えば、価格差14倍の駆動系に変えてみる。オイラの言ったことは間違い無かった。見事に高密度で存在感のある音に変貌したのだ。そもそもSupreme S C60の価格を考えれば、この位の駆動系で聴くのが当たり前である。
ふとSPケーブルを見ると、ベルデンのCLASSIC14を使っている。以前はオイラが薦めたアコリバのSPC-AVを使っていたが、後ろのSupreme S C60F-AMTに取られてしまったようだ。これも繋ぎ変えてみる。するとどうだ!高SNでクリアな音がスカっと抜けてレンジも俄然広くなったではないか。このスピーカーで聴く過去最高のパフォーマンスだ。d(⌒ー⌒) 思えば、今まで付け替えの利便性のために使っていたバナナプラグがユルユルで、これと単線を直にターミナルに繋いだ接点の違いが大きいのかもしれない。
以前、Supreme S C60は安い駆動系でもそれなりに鳴ってしまうと書き込んだが、今回の改良で本来の実力は遥か彼方にあると思っていい。