休日にやらねばならない事を早朝から一気に片づけ、夕方近く懇意のショップで一休み。おや、ご同輩か寝ているお客もいる。（笑）いつものように高級品コーナーで雑誌を読んでいると、FALのコーナーで店員と話しているお客がいる。何も珍しいことではないが、試聴も無しですぐに商談となったので驚きだ。
売れたのはSupreme S C60Fで、どうやらすでに1セット持っていたらしい。父親がTVの音が聴きやすいという理由で譲渡したため、自分用にもう１セット買いに来たというのだ。実に微笑ましいではないか。ここで注目したいのは、FALが老齢の御仁に聞き取りやすいと感じられる特性についてである。
たぶん、巷に数多くある安価な小型スピーカーではダメであろう。ハイレゾ対応と評して聞こえない高域ばかりに固執したものは高齢者には無意味なのだ。それは、最近Supreme S C60Fにハイルドライバーが必要か吟味した結果でも分かる。長時間掛けっぱなしでも疲れず、小音量でも音が痩せずにハッキリ聞こえるFALのフラットドライバーは、大変高価であるがオーディオマニアでない一般人が耳で選ぶのである。
さて、現時点で懇意のショップでは、ハーベスのHL Compact 7ES-3が１セット限定で大変安価に売られている。ホームページでも紹介されているが、新品未使用品だ。ハーベスはHL-5をメインで使っていた事もあり、またバズケロさん宅で天国的美音を耳にしていて素性が分かる。これは超お買い得！！あまり詳しくは言えないが、B級品の類ではないので安心していい。FAL同様、音楽を生活の中で心地よく同居させたい御仁は注目だ。
