音の良いアナログ・ラジオ放送として今でも活躍しているFM放送。オイラもよく聴いている。
中・高生の頃はイージーリスニングに嵌っていたので、ジェット・ストリームを聴くことは就寝前の儀式みたいなものだった。よくエアチェックをして、お気に入りの曲を探したものである。今ではあの頃のような積極性はないが、車を運転するときはほぼFMが流れている。思えば、自宅でCDを聴くより長い時間接しているわけだ。そんなFM放送、自宅のシステムでもBGMとしてたまに聴いている。ケンウッドのレシーバーから室内Ｔ字アンテナを張った簡易的なセッティングであるが、十分であった。
自宅でFM放送を流すと、他のシステムは切っておく必要がある。特にTVやデジタルアンプはノイズ障害が強烈で、まったく放送が聴けない状態になってしまう。これが先日、様相が変わったことに気が付いた。
それはTVがプラズマから液晶タイプに変わり、TVが点いていてもノイズが乗らなくなったのだ。そして、TV電源を落とせば何故か以前より音がクリアだと分かった。ベールを剝いだようにSN感が良く、こんなに綺麗なFM放送は聴いたことがない。さすがにエアチェックをする気はない（機材もない）が、深夜のBGMに流す機会が増えそうだ。
