シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

クラシックを心地よく

 TVとレシーバーをトスリンクしたことで、映画やNHK放送の再生に大変満足した日々を送っている。

 それはケンウッドのデジタルレシーバーにアイワのサブウーハーとオンキョーのサイコロスピーカーを繋げた3Dシステム。ジャンク品のかき集めといっていい。これをTV内蔵のスピーカーと同時に鳴らしているのだ。そのサイコロスピーカーを外側に向けて広がりを持たせると、さらに自然で気持ちの良い音になり、もはやメインシステムやセカンドシステムを使う必要をまったく感じない。いや、NHKのベートーベン特集を聴いたときの心地よさは、メインシステムも凌駕している。ニューイヤーコンサートが心地よく聴けそうだ。

 こんなもので、長年手塩にかけたオーディオより良いとはどういう事か?たぶん、心地よいと感じる音はオーディオ的に優れた音ではないのだろう。特に交響曲が心地よいと感じるのに、ハイエンドの伸びや重低音は必要ないと感じる。刺激のない中高域と厚みのある低音が重要で、あとはソコソコにクリアであればいい。ならば、フルレンジをタップリしたバスレフの箱に入れたもので十分だと思う。

 マルチにまで行きついても、最後はロクハンに戻るという格言を聞いた事がある。ずっと意味が分からなかったが、真意はそんなところではないだろうか。FALのSupreme S C60がオーディオに興味を持たない一般人に売れる理由がよく分かる。つくづく、音楽鑑賞とオーディオは別の趣味だと思う。

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