シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

TVの更新 音が変わった その2

 TVが変わってオーディオの音が変わった。正確には、メインシステムの音があらゆる点で改善した。ということは、サブシステムのTADも変わっているに違いない。最近は自宅以外で出番の多い耳タコのハンター(笑)から試聴しよう。

 おお~なぁるほど。納得である。基本的にメインのFALと同様、音圧が下がっている。若干、印象が違うのは低域方向の変化は感じられず、奥行き感の向上もない。明らかに変わったのは高域だ。

 TADモニターのTSM-2201LRは、そもそも高域が抑えられている。それは引き締まった低音とのバランスもあって、大変好ましく受け入れていた。プロモニターは地味なのである。この頃よくTADの後釜を探しているのは、自宅でのモニターという役目はもはや不要と感じていたからだ。あえてTADモニターを聴く機会は減っていたのは否めない。

今回のTV更新で、高域がさらに大人しくなった。これをどう診るか。決してハイエンドが丸まっているわけではない。むしろ、高域の繊細さは増している。メインシステム同様、音圧だけの問題だ。これにより、TADモニターはよりフルレンジっぽくなってきたと言っていい。ボリュームのアップで改善が実感できる。

ただ、今どきのモニターとして録音のアラがより感じられる。20~30年前のロックやポップスが、平面的でスカスカに聴こえる。おそらく、これでいいのだろう。録音の良し悪しに敏感なればこそ、モニターとして我家での存在意義があるのだ。