シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

モニターオーディオ Studio その2

 モニターオーディオ Studioについては、TADモニターの後釜を物色していた時にリポートした。(2019-3-5  モニターオーディオ Studio 参照)コイツが懇意のショップで展示品販売されている。

 あまり気にしていなかったのだが、専用スタンド込みで処分価格は魅力的だ。何故なら店頭でこのスピーカーはろくに鳴らされず、ほとんど新品だと知っているから。今は設置場所も駆動系も以前とは違うので、久しぶりに聴かせてもらった。ソフトは耳タコのオールウェイズと小椋佳、エソのベートーベンSACDで、自宅でよく使っている。

 環境が変わればガラリと音も変貌するものであるが、このスピーカーはほとんど前回の試聴印象と変わらない。低音に量感があって大人しい高域が持ち味のようだ。隠して聴けば、大型フロア型スピーカーと勘違いする低重心のバランスである。この小さなユニットで鳴っているとはギャップが甚だ大きい。自宅の居間に設置を想像すると、無理なくTADと交代できそうで心が動く。しかし、このバランスはサブではなく、広くない部屋でメインとして使うものだと思う。またこれは知らなかったのだが、このスピーカーはプレミアムモデルなので数が少ない。使っている人は少ないだろうから所有欲も満たせるし、造りも精緻で現代風な空間に溶け込むだろう。 

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