新型コロナウイルスによる感染が拡大し、マスクが手に入りにくくなった。なんと世界的に不足しているようで、中国では手作りマスクや使用済みマスクを煮沸までして使っている人がいると言う。
そもそも、マスクがそれほど効果的なのかといえば、否だ。それはあらゆるメディアで伝わっているはずで、正しい使い方をしている輩がどれだけいるのかあやしい。マスクが効果的に機能するのは、すでに感染症に罹患している人が使う場合であって、予防策で使うメリットは少ない。その中で効果を発揮したいのなら、一度付けたマスクは本体に触れない、外したら付け替えるを徹底しなければだめ。眼鏡が曇るから鼻を出すなんて論外。また、マスクを過信して手洗いやウガイがおろそかになる可能性が高く、真似事ならしない方がいい。
オイラは仕事柄マスクは常に必需品で、正しい使い方をした後に、慎重に外してディスポグローブと共にバイオハザードボックスへ投棄する。その直後に手洗いとウガイをするのだ。
現在、この感染症は国の指定感染症となり、診断された者は県知事の移送対象となった。疑似症の傷病者も同様だと通知されたが、資材を持たない保健所が対応できるはずがない。ＳＡＲＳを始め、エボラやＭＥＲＳが流行ったときもお手上げするだけで、何年たっても無策だ。厚生労働省は危機管理への対策が甘すぎる。
