シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

思案するTVの更新

 オイラの使っているTVは、パイオニアPDP-607HXという60型のプラズマ方式。今では液晶や有機TVに取って代わり、プラズマTVは市場にから消えている。
 使用感に問題が起きていないが購入してから12年近くになるし、そろそろ買い替えかと感じていたところ、懇意のショップで中古のPDP-6010HDが出てきた。これはオイラのTVの次に発表され一世風靡した「クロ」である。価格を観ると恐ろしく安い!
 画を見せてもらうと、そのプラズマらしい質感に妙な安堵感を覚えた。液晶や有機TVは解像度は高いが目が慣れないのだろう。アナログとCDみたいなものか。
 クロは同じ60型でもハイビジョン仕様なので、画素数が倍近い。今のTVが暗いシーンになると不満があるので、それは間違いなく解消されよう。これは悩むなあ・・安い理由は分かる。TV業界の名器と言われるクロではあるが、10年前の製品だ。パネルに限界が来ても補修は適うまい。いや、プラズマのパネルは恐ろしく高いので、補修可能でも中古価格を遥かに超えてしまうだろう。これでは長年使用したTVの買い替えという目的に沿わないではないか。
 もやもやしながら、4K画質が売りの液晶や有機TVの市場価格を見ると、予想以上に安価であるのに驚いた。ググれば今後も価格破壊は進行するらしい。100万円以上掛けてプラズマTVを買っていた時代とは隔世の感がある。
 実物に触れると、「画さえ奇麗ならいいでしょ」といったメーカーの割り切りが読める造りだ。背面端子やスピーカーなどは添え物扱いで、価格競争の犠牲だ。しかし、AV機能に拘らないオイラには好都合かもしれない。
 量販店では、多くのパネルが高輝度でこれでもかとハイコントラストの画を見せつけている。そこに購入意欲は生まれないけど、プラズマTVがあと1〜2年もてばその間に掘り出し物が出てくるかもしれない。もう少し待ってみようか。

追伸〜懇意のショップでプラズマTVの寿命について聞いてみた。10年位でまずは電源系が往かれる例が多いらしい。その場合、徐々に劣化するわけではなく突然映らなくなるそうだ。それは困るなあ・・