ラッキーで手に入れたピラミッドコーンを、パワーアンプＪ２の足に採用して大成功だった。それまで採用していたＪ１プロジェクトのICPコンポジット＋ミズメ桜のスパイク受け凹は、Ｊ２の純正ゴム足よりは遥かにいい。しかし、音の軽さが気になっていたのも事実。ミズメ桜の音色が良くも悪くも乗っていて、今となってはマイナス要素が大きく出ていたのだろう。木の響きが細かな表現をマスキングしていたように思える。
こうなると、他にも使いたくなる。まだ4個あるのだ。となれば、標的は決まった。アンプ系の電源タップの足に、同ミズメ桜のスパイク凹凸を使っている。これをピラミッドコーンに変えれば、さらに相乗効果があるに違いない。早速変更！
・・・おかしい。先入感どおりに聴こえてこない。結果は、有意差なしかディスクによっては音が平面的で、ベッタリしている。高域もなんとなく細身になったようだ。
元に戻すか・・いや、試しにピラミッドコーンにミズメ桜の凹を噛ませてみよう。これが正解だった。立体感がアップして、厚みがありながら見通しバツグンでスッキリとした高解像と両立している。
理由は分からない。もしかすると、土台にしている庭用大理石（ホームセンターで購入）が曲者かもしれない。前回マイナスだったミズメ桜が今回は曲者の遮断材としてプラスに働いたのかもしれない。うむ、木材の使い方は深いな～
