シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

季刊・オーディオアクセサリー174号

 174号は、若手オーディオ評論家でエンジニアでもある、生形三郎氏が録音した作品集CDがオマケとなっている。この音質が実に興味深い。

 冒頭のボーカル以外は、オフマイクなセッティングのようだが、派手な残響音は無い。アンクやシルバンがひしめく日本音響エンジニアリングのラボで録音したそうだ。始めは大人しい印象だったが、ボリュームを上げると、とても自然で聴き心地が良い。わざとらしい作為が感じられず、他にも花火や波音の生録音も収録されているから、チェック用CDとして活躍してくれそうだ。

 記事は相変わらず新商品の宣伝ばかりで、特に見るものは無い。そんな中で、福田雅光評論家が試聴室を一新する上で、メインスピーカーを変えると言う情報に目が止まった。アクセサリー評価の重鎮だけに、何にするのだろう・・今までのダイヤトーンDS-5000から、なんと、B&W800D3を導入すると言う。思い切ったものだ。となれば、パワーアンプも変えるということになろう。B&W800D3は現行の最高級品として、あちこちで試聴している。仕事用にはそれがベストなのだろうが、もしDS-V9000の中古を徹底的にレストアして導入した・・としたら、その固執した趣味性に拍手を送ったところだ。

f:id:sima1234:20190825152310j:plain