シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

花火大会

 地元の花火大会があった。この辺りでは一番最後の花火大会らしい。

 今まで河口でやっていたのが、今年から漁港で打ち上げることになり、保安距離がとれることから尺玉も打ち上げが可能になった。漁港は本来船着き場であるから、安全のための手すりなんてない。観客の落水が考えられるからと、オイラも警備に駆り出された。

 来てみれば漁港周辺は大変広く、しっかり安全対策も取られていてまったく心配はなかった。それにしても凄い人だかりだ。夜店も100店舗ほど出店している。

 最近は花火を鑑賞に出かけなくなった。真近で観る尺玉の迫力は凄まじい。風圧を感じるこの恐怖感はオーディオでは再生不可能だ。それにチャレンジしていた長岡鉄男氏はやはり常人ではない。

 本部席に30分も座っていると、何度も同じことを聞かれた。「ゴミはどこに捨てればいいんですか?」そういえばゴミ箱はない。ということは、基本的にゴミは持ち帰りということだろう。その感覚はまさに日本的だ。

 実際、終わって波のように観客は退いていく後、広大な漁港に散らかるゴミは殆んどない。素晴らしいマナーだ。駐車場までの徒歩の縦列を見ると、ゴミを持っているのである。帰りの渋滞が気にならないほど、なんとも良い気分であった。