シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

D&Ⅿ試聴会

 隣町のショップでD&Mの試聴会が2日連続で実施された。こんな大掛かりな試聴会は珍しい。同傘下とはいえ、ライバルのマランツとデノンが合同で試聴会を行うのだ。むろん、同企業が取り扱うダリやB&Wのスピーカーも斉揃えで、ほとんどの取り扱い商品がお目見えした。しかも、撤収が面倒なのでその場で安く売ってしまうという。

 オイラはスケジュールを見て、初日のDALI  EPICONシリーズ試聴と、B&W新旧比較試聴をすることにした。

 ダリのエピコンはシリーズ最上位であり、ブックシェルフのEPICON2からフロア型の6,8と順に聴かせてもらった。因みにアンプはクラッセのモノラル300W弩級品だ。

 ダリの試聴会は数年前に懇意のショップでも耳にしている。不相応な極太ケーブルを尻に刺して、考え込んだ音を出していた記憶がある。今回はどうか。

 ブックシェルフの2はダメだ。音が籠っている。こんな音でよく披露したものだ。しっかりセットし直して6を聴く。これはいい。バランスも音抜けも悪くない。大きさの割にスケール感もある。10畳の部屋ならコレと説明していた。最後に最上位の8を聴くと、さすがにスケールが二回りは違う。オーケストラ向きだ。

 以前の考えすぎな音の出方ではなくなり、割と開放的で6は万能SPとしてお勧めだが、結構高価なんだねえ・・1本57万円を超えている。6と8は籠る帯域もないので、2の籠った音は部屋の影響ではない。広い部屋での大音量はかんべんしてくれ・・ということだろう。 

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