地上波でＩＤ４ エクステンデッド版の放映があった。何故このタイミング？と疑問もあるが、久々に本作をノーカットで鑑賞した。
以前、余りにも酷いカットにここで怒りをぶちまけたことがあった。その後、リサージェンスという駄作を劇場で観て失望し、予定されている3作目にはまったく期待をしていない。
まともに放映すれば、やはり1996年製作のＩＤ４は別格に面白い。これほど高揚感をかきたてるＳＦ大作は無いだろう。感動と笑いのエッセンスも絶妙だし、今回の未公開シーンが追加されたことでさらに感心した。
いくつかの細かい未見のシーンがチラホラ記憶に残るが、オークン博士がデイヴィッドに小型宇宙船の仕組みを説明するシーンが素晴らしい。劇場公開時、未知の技術である小型宇宙船にラップトップＰＣを簡単に繋げてウィルスを流すなんて、たとえエンタメでも突っ込みたい気分だった。本来、しっかり知識を予習するシーンがあったわけで納得である。このシーンは決してカットしてはならないと思う。
1996年の時代を感じるシーンもあるが、今観てもまったく古いとは思わない。何よりウィル・スミスが乗りに乗って活がいい。
インデペンデンス・デイ (Independence Day)
