ついに令和元年が始まった。かといって何もオイラの周囲では変わるものでもない。
平成の30年間はそのままオイラのオーディオ史だった。レコードで音楽には親しんでいたが、オーディオに興味を持ったのはCDの時代からだった。30年もやっていればそれなりに満足のいく音が出ていて当然だ。令和になってどうするか・・当然、どうもしない。今まで通りである。
で、令和一発目は久々にSACDを掛けよう。超マニアックな「みすゞのうた」をチョイス。連休だし、リラックスだ。ん・・・・?
音が変だ。佐藤成宏のテノールがフォルテになると、妙な緊張があって音がピリつくのである。何だろう?日本オーディオのDACを介したCD層ではそんなことはない。オイラのシステムはSACDよりCDの方が音が良いのだが、これはそんな事ではない。頭をひねりながらしばらく聴いているとピリつきは消えた。
数ヶ月はSACDを掛けていなかったので、回路が冷えていたのだろうか。イメージ的には、古い風船のゴムが張り付いてスムーズに膨らまない感じ。ゴムが一旦馴染めば元どおりだ。
なんてことはない。令和もイイ感じでいけるな。