シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

令和のバズケロ・サウンド(前編)

 連休でバズケロさんから御呼ばれがあり、おじさんZさんと共に久々のバズケロ・サウンドを堪能しに行った。

 バズケロ邸に赴くのは1年ぶりである。(2018-5-13 バズケロ邸の進化 参照)あれからの「バズケロ音楽紀行」を読むと、かなりの変遷があったらしい。なによりも、JBL部屋のメインCDPがエソからdcsに変わったのは興味深い。午前10時に到着すると、すでにおじさんZさんは2階のハーベス部屋でシステムを物色していた。

 挨拶もそこそこに、オイラもついジロジロ・・ほう、JBL部屋にあったエソのCDPがこっちに移動している。アナログプレーヤーが2台に増えてるし、若干SPの間隔が狭まっているな・・ん?全機器の下に砂箱が置かれているではないか。こりゃかなり音が変わっただろうなあ。

 聴かせてもらうと、まったく一変している。以前は小音量でフワっとした癒しの空間だったのが、ジャズをメインにかなり積極的に鳴らされているようだ。それでも癒しの目的は変わらず、ソフトな音色が心地よい。驚愕したのが、開放されたとなりの廊下に出ようが、SPの背面に行こうが音のバランスが変わらないこと。まるで無指向性SPのようだ。なので、SPとの三角形頂点になるベスポジションに座る必要が無い。実際、そこに座してもピンポイントな音像が出現するわけでもない。誤解のないように加えると、決してピントを暈しているわけではない。部屋というか、2階そのものが鳴っているような感じだ。バズケロさんもほとんど通常の試聴椅子に座らないという。実に自然で会話の邪魔にならず、それでいて積極的に音楽を聴かせる空間に仕上がってる!と、感じた。こりゃオイラと異なる方向性の理想かも・・

 外に昼食を摂りに出る時間ももったいない。バズケロさんがサンドイッチを買ってきてくださり、その場で談笑しながら昼食。午後はいよいよJBL部屋だ。~つづく~ 

 

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