シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

アースに対するメーカーの姿勢

 長年オーディオと付き合ってきて、先日初めて知った事がある。

 機器の背面はあまりジックリ見る機会が無い。一度狭いところに置かれれば、ケーブルの交換かクリーニングのときしか覗き込まない。それも苦しい姿勢なので長くはもたないのだ。だから今頃になって「あれれ・・?」となり、考え込んだ。

 現用のマランツSA11S2には、電源インレットにアースピンが無い。もしやと思い、ググってみると、マランツの全オーディオ機器はすべてアースピンが無いのだ。さらに、今まで使ったことのないデノンも同様である。しかし、アキュフェーズやエソテリック、ラックスマンはアースピンがあるではないか。この理由は何だろうか?

 どちらでもいいから・・ではないだろう。これはメーカーの姿勢の違いなのかと勘繰ってみた。5大オーディオ専業メーカーの内、デノンとマランツは失礼ながら他の3社と比べて主力商品を庶民に振っている。ユーザー層や国内事情に合わせて、アースラインからのノイズ混入を嫌う選択をしたのではないか。対して、アキュ、エソ、ラックスを牽引するハイエンダーは専用アースを構築しているケースが多く、電源ケーブルも3芯が相応しいということか。海外ハイエンダーへの供給重視という理由もあるかもしれない。これはあくまでもオイラの想像だ。ちゃんとした理由を知っている御仁がおられたら、是非お教え願いたい。 

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アースピンが無いぞ。