台風25号がこれから影響を受ける地域もあり、過去形で言うのも心苦しいが、24号の爪痕がハッキリしてきた。
市内の最終的な被害報告を受け、実際に調査に携わると未だに小屋が崩壊したままであったり、屋根にブルーシートが目に付く。結構多いのが、アルミ製の伸縮するカーフェンスが折れ曲がっている御宅である。
我が家でも無傷ではいられなかった。以前の台風でカーポートのアクリル屋根が破損したので、そこはあえて直していない。よって、そこはよかった。今回は物干し竿が軽自動車のアンテナをへし折ってしまったのと、地の神様の社（やしろ）が屋根を飛ばされたことだ。
アンテナは応急処置として、ヘアピン2本を使って絶縁テープで固定。骨折の処置と同じだ。社は直せないこともないが、古いので買い替えることにした。すると、ホームセンターでも売り切れている店があり、同じような被害は多いようである。地の神様の社は本来、ご神体を入れる前に魂を入れなければならない。オイラも最初は従っていたが、結構金が掛かる。以前、ホームセンターで「入魂済み」というシールの貼られた社が売られていた。ホームセンターは何でもあると言うが、神様の魂まで売っていたのだ。
オイラは浜の近くで仕事をしているが、今回の台風で初めて塩害というものを実感した。車が塩まるけで、こりゃサビも早いことだろう。そして、雑草が枯れているではないか。まるで除草剤を掛けたかのようだ。
まだ停電が回復してない御宅もあるようで、大変である。
