シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

サンシャインのオーディオボード その2

 これは耳を疑うほど違う!ボリュームは完璧に同じ位置のはずだが、音圧が高い。ボーカルの発声がとてもクリアに聴こえ、まったく滲みがない。ピアノトリオぐらいの編成なら本当に人がいるようなリアリティだ。中低音の厚みが増して中高域が静かになっている。ソフトによっては演奏バランスが変わってしまったほどの変化である。
 あまりの変わり様に頭を捻る。カメラのピントが合ったようなリアリティは、おそらくG−03Xの実力がやっと発揮されたという事だろう。低重心なバランスに変化したのは、高域の不要なノイズが乗らなくなったのかもしれない。実際、SN感が大変高いのだ。
 ケーブルをダンプすると音は静けさを増す。しかしその場合は音圧も下がって抑圧的に聴こえる。今回は逆に音圧は高まっているのだ。間違いなく音質はアップしているのだが、何を掛けてもボリュームを下げたくなる。オイラは音質が高まればボリュームを上げたくなるものだと思っていた。こんな向上もあるのか・・重ね置きしていたブルレイレコーダーを離したのも無関係ではあるまい。TVやレコーダーの電源が入っているだけで、FM放送に盛大なノイズが入るのだ。今までなんという勿体ない使い方をしてきたのか。( ̄_ ̄|||)
 過去を振り返ると、実はすでにG−03Xの足元にマグネシウム・スペンサーを介して試聴している。(2014.1.7 MgSPENCER 参照)同じ素材を使っているのに、あの時とはほどんど真逆の変化なのが興味深い。4年前とは我が家の音は大きく変わっているのである。
 当初の目的は、CDPの足元を更新するための前哨戦のつもりだった。しかし、今の音が満足度高すぎでこのままでいい気がしている。

この状態から・・

こうなった。この違いは実に大きい。