シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

陰陽座 その2

 新しいシングルCDを入手した。アニメのバジリスク主題歌で一躍有名となった陰陽座は、新作のバジリスク桜花忍法帖」の主題歌も担当している。CDの表題もそのまま桜花忍法帖。他にはライブ盤の甲賀忍法帖と愛する者よ死に候え、蛟龍の巫女が収録されている。つまり、全てバジリスク絡みという美味しい4曲詰め合わせである。
 新曲の桜花忍法帖はやはりカッコイイ!また、音質も一段アップしている。これだけこだわった録音をしているなら、もっとレンジを広げて重低音で腹を揺すってもいいと思う。彼らはコピーコントロールCDの話が来たとき、音質が期待通りでなかったら取り直させてもらうと言ったらしい。アッパレだ。
 オマケ収録のライブ盤3曲を聴くと、このグループはライブでも、スタジオ収録と遜色ないパフォーマンスをしているのが分かる。これはレコーディング段階で誤魔化していない証拠だ。ライブの演奏と歌を聴いてガッカリするアーティストとは違う。ボーカルの黒猫もノリノリだが旋律を崩すこともなく、むしろ迫力のある歌唱だ。ビジュアル系と言われながらも雰囲気で誤魔化していない。
 しかし、残念ながら音の抜けが悪く、クリアとは言えない。これはアーティストの責任ではない。ライブではどうしても音が拡散してしまうので、細かな表情は捉えられない。まあ上下に伸びが無い分、音圧を上げても五月蠅くならないが。試しにフルレンジのカーステレオで聴くと、アラが出ないのでバランスよく声が伸びて聴こえてくる。