シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

アカデミー賞 2018

  今年のアカデミー賞は「シェイプ・オブ・ウォーター」が作品賞となった。「スリー・ビルボード」が有力視されていた中、このジャンルが認められたのはうれしい。また、監督賞もギレルモ・デル・トロが捕った。これは「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソンを思い出す。
本作が受賞したのはギレルモ監督の夢が結実したものだろう。幼いころから企画していた話を満を持して映画化し、そのこだわりを曲げられることが無いように、配給会社のバックアップを受けなかった。自腹を切って作品に文句を言わせなかったのだ。内容的にはスピルバーグが好きそうな題材だろう。
 ゲイリー・オールドマンが主演男優賞を捕ったのも相応しい。1994年の「レオン」と「不滅の恋/ベートーベン」でオイラは大ファンとなった。昔は個性的な悪役が際立ったが、2000年以降はベビーフェイスが多い。
 SF,アクション映画のファンとしては撮影賞や視覚効果賞が重要で、これは共に「ブレードランナー2049」が受賞した。劇場で観るチャンスが無かったのでレンタルしなくては。しかし、カルトSFの続編がアカデミー賞とは・・意外なものである。
 それから忘れてはいけないのが、ラジー賞の最低男優賞に「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」のトムが見事に受賞!ワハハ・・オイラの予感は的中だな。