シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

第40回 日本アカデミー賞

 第40回日本アカデミー賞の受賞作が発表された。その結果は驚くものだった。
 知っての通り、「シン・ゴジラ」が7冠の栄誉に輝いたのである。その最優秀受賞項目は以下の通り。「作品賞」「優秀監督賞」「優秀撮影賞」「優秀照明賞」「優秀美術賞」「優秀録音賞」「優秀編集賞」繰り返すが、いずれも最優秀として評価されたのだ。
 たしかにオイラも大絶賛した。その意味では実に嬉しい快挙だ。本場米国で、モンスターパニック映画がアカデミー賞を獲得するなんて聞いたことが無い。低俗なにぎやかしジャンルといった偏見があるからだろう。その土壌で質の高い作品は生まれようもない。
 今回、「シン・ゴジラ」や「君の名は」の受賞を見て、改めて日本が世界に発信する文化の有様を知った気がする。アニメはもはや周知の事実だが、怪獣映画でもここまで高い品質に仕上げられるのだ。これは日本という土壌でなければ作れない、稀有な作品と言えよう。それでも7冠はやりすぎと思うけど・・大した対抗馬が無かった運もあったのかもしれない。
 他にオイラが注目したのは、優秀外国作品賞に「スターウォーズ フォースの覚醒」が選ばれていること。なんで今年?と思った以上に何が評価されたのか理解できん。