シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

カルダス ゴールデンクロス

 借りてきたカルダスのゴールデンクロス、どこに使おうか。
 メインのFALは現在、アクロリンクの6N-S1000Ⅱであるが、それでもFALには贅沢な組み合わせだ。古山のおっちゃんは電話線を推奨しているのである。それに、FALにカルダスでは精神的に落ち着かない。世界的技術を持った日本の中小企業の職人が、よそ行きにアルマーニのスーツを着るような違和感だ。
 ということで、サブのTADに使ってみよう。現在のサブシステムはアンプがフライングモールDAD-M100proで、そのお尻にワイヤーワールドのエレクトラ・リファレンスがぶっ刺さっている。あり得ない組み合わせで、あり得ない低音を出しているのだ。毒を食らわば皿まで、さらにカルダスをTADのお尻にぶっ刺してやろう。
 アンプとスピーカーの合計金額より、2本のケーブルの合計の方が倍以上高価という、バカげたシステム。他に実践者がいたら教えてほしい。さあ、現用のアクロテック6N-S1010に取って代わった結果は・・
 今回、マヤのジャズを試聴に使ったが、音の分離がまるで違う。ボンボン鳴っていただけのベースが様々な表情を魅せてくるし、ピアノやシンバルの粒立ちは目を見張る音離れである。全てが明快かつ刺激感無し。小型密閉型スピーカーが大音量を出しても詰まった感じがほとんどしない。システムの支配力が圧倒的だ。
正月に録画したムーティ指揮のニューイヤーコンサートから、ラストのラデツキー行進曲で比較すると、拍手がザアーっと溶け込んだ状態からパチパチ叩いている音に変わるのだ。
 これは欲しい。買ってみよう。

ちょいと予告。このシステムからのヘビメタが実に爽快!