シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

オーディオ機器は即断厳禁

 ショップの中古コーナーに行くと、新品としか思えない商品に出くわすことが多い。店員に聞くと、馴染みの客で、1回聴いて気に入らないからと即手放したらしい。なんともセッカチな人もいるものだが、後から音が変わってくるので諦めが早すぎるというものだ。まあ、そんな商品を買い漁っているオイラにとっては喜ばしい事ではあるが。(じゃんじゃん諦めてくれ!)
 春にモンスターケーブルの1.5メートルRCAをXLR端子に付け替えてもらった。端子は普及品の新品なので音が変わる変わる。
 同様に、夏になってモガミの1.5メートルRCAを中古で購入し、そのナローな高域にナツメロにピッタリだと絶賛したが、使い込んでいくうちに高域が伸びる伸びる。これもRCAプラグは後付け普及品で、安物は真価を出すのに時間が掛かるのかもしれない。
 最近、高域が伸びたモガミを止めてまたモンスターを使っている。気に入らないわけではない。XLR接続に戻すことで、ゲインを上げたくなったのだ。
 CDP〜プリ直結のこのラインはSACDを聴くためのもの。外付けDAC経由のラインが通常CD再生の本命だ。仮想アースの実験中、実はプリのセレクター切り替えを間違えたときがあった。それでもアースの有無で評価していたときがあり、恥ずかしい話である。こんな事もあるので、即断するのは危険だ。もちろん、途中で音がオカシイと気が付いてやり直したが、実に落ち込んだなあ・・この間抜けな失敗を繰り返さないよう、2つのラインはゲインを変えておくのがいい。音の大きさが違えば即、間違いに気が付く。
 どうでもいいことだが、この名も知らぬ小汚いモンスター改のXLRケーブル、よく見ると薄っすら商品名が確認できた。15年ほど前に市場に普及したM-850iと判明。モンスターは真に厚みがある音で、一応プロ用も作っている。同じプロ用でもモガミとはエライ違いだ。