シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

トリプルエックス 再起動

 日本公開時期が悪く、さらにマーケティング知名度の高い「ワイルド・スピード ICE BREAK」の陰に隠れたようだ。
 トリプルエックスは破天荒なスパイ映画という位置づけで、エクストリーム・スポーツをアクションの要素にしている。ワイルド・スピードが車を要素としているのと同じだ。
 今回の再起動は、ビン・ディーゼルの単独アクションではもはや無理と悟って、チーム・プレイで補っている。よって、ますますワイルド・スピードと変わらなくなってきた。しかしこの路線はエンタメとして成功していると思う。観ていて楽しいのだ。
 冒頭のサミュエルとネイマールの会話で本作のスタイルを予告している。ハチャメチャに楽しく行こうぜ〜だ。だから在りえないアクションもビールを飲みながら観られる。
 今回、一番イケてるのはドニー・イェンだ。一番激しいアクションをしながら一番年寄りなのが笑える。動きが早すぎるため、スピードを落として撮影したほどだ。
 なにより今回オナゴがいかしている。インド人と入れ墨モデルの2人が実にカッコイイ。惚れ惚れしちゃうS嬢ぶりだ。(;^ω^A さらに、その上を行く魅力をみせたのが、ニーナ・ドブレフというOO7のQみたいな役回りのオナゴ。黒メガネを掛けてサンの線を演じているので、ギャル曽根みたいだが超可愛いのだ。彼女は注目株である。
後半のアクションではサプライズもあって、シリーズ・ファンなら拍手を送るだろう。実はオイラ、観終わってすぐリピートした。楽しい映画はそういうものなのだ。