シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

極低周波発生装置 RR-777 ダブル

 2012年の暮れにRR-777を導入し、その後は当たり前のようにスイッチを点けっぱなしにしている。
 当時の書き込みを見ると、大層な恩恵を得たような事を吹聴しているが、もはやなんの感慨も無い。そんなRR-777が中古で出てきた。すでに持っているので、珍しい出物だな・・くらいにしか思っていなかった。1週間経っても買い手が付いていないので、思い切って2個使いをしてみようかと考えた。
 ショップの店員も勧めるし、ネットの情報を見ると複数使いはかなり高評価されているらしい。そういえば、バズケロさん宅の2階癒し部屋には2つ置かれていたっけ。
 我が家にもう一つのRR-777がやってきた。扱い方は分かっているが、どこに置こうか。とりあえず、ネットでイケルと話題にしていたダブルバーガー状態で試聴してみる。機器は右頭上であり、スイッチ一つで切り換えできるので最も容易な比較試聴だ。
 まずは、久々にスイッチを切ってみよう。ここで何も変わらないならショックであるが、無用の不安であった。もう、音がベッタリと平面化して聴いていられたもんじゃない。スイッチオンでいつもの音に戻るからホっとする。というよりゾっとした。こんな大きな影響力があったとは!(゚Д゚ノ)ノ いよいよいつもの懐メロ、明菜、そして高音質CDも混ぜて、シングルとダブルの違いを比べてみよう。
 うん、結構違うぞ。グっと音が濃くハッキリしている。霞みが晴れたように見通しがアップして聴こえるのだ。ボーカルが色濃くなるので、録音が悪い懐メロでもメリットが大きい。これはシングルを導入したときには無かった印象だ。
 音場が広がるというより、不要に散った音の粒子が凝縮して奥行き深く展開する方向である。予想外の傾向で、ピーキーな中高域のピークもかなり納まっている。その点はまるでファインメットでノイズを除去したかのようだ。変な言い方だが、オカルトらしさの無いオーディオ的に真っ当な性能アップを感じる。まあ、買った手前のプラシーボかもしれない。置き場所も変えれば効果も変わるだろうし、しばらく実験してみよう。

ダブルバーガー。見た目は不安定。
同じ効用が倍になるわけではない。