ブックオフで見つけた天地真理ベストCD、600円である。同じ内容でパッケージが異なるCDが傷アリの状態で1000円で売られている。オイラは買ってあげた。
天地真理は当時、南沙織、小柳ルミ子と3人娘としてTVの看板娘であった。百恵、森昌子、桜田淳子の前の時代である。ちびまる子ちゃんの時代と言えば分かりやすいだろう。オイラが小学生の頃、初めて認知した綺麗なお姉さんであった。小学生男子のアイドルでもあったのだ。
そんな懐かしい彼女のベスト盤を聴いてみると、半分以上は耳にした記憶があるからスゴイ。昔は情報が少ない時代だったゆえだろう。今あらためて大人として聴いてみると、実に新鮮である。郷愁というより、その1ミリも影の無い爽やかさと歌唱の上手さに惚れ惚れした。 芹洋子の愛唱歌と相似する癒しの歌唱であり、実に心地よい。ビジュアルオンリーのアイドルとは次元の違う、癒しのプリンセスだったのだと痛感した。
バックの演奏が質素で、その分彼女の歌の上手さと声色の魅力が見事に伝わってくる。
この曲をFALで実物大再生する。絶品である。