結構気になる改善能力を魅せたマグネチックウェイブガイド。1週間後、自前のCDを持って試聴することにした。
試聴するときはいつも昼時を狙っていく。理由は誰もがメシを喰いに行くからだ。空腹を堪えていると案の定、客は途絶えた。静かな環境で自前の耳タコCDのオールウェイズ5曲目で比較しよう。
・・これは・・どうしたことか。確かに変わった。大きく変化している。しかし、その変化の方向が予想と全く違うのだ。
前回、オーディオ的正統派の改善を魅せ付けてくれたことから、今回の持参CDも改善の在り方について先入観があった。したがって、もし気のせいレベルの違いであっても、予想する変化へ誘引されるはずである。ところが目前に表れた音は、むしろ真逆なのだ。
音像はシェイプするどころか、音場が二回りほど広くなって、演奏空間が大きくなった印象が強い。ボリュームをアップさせたと勘違いしそうな雄大さである。それでいて低音の不要な膨らみはグっと抑えられ、音離れもスカっと抜けてくる。つまり、眉間に皺を作って睨めっこすることなく、実に爽快で楽しい改善だ。こりゃどういうことだろう・・さっぱり分からん。┓(´Д`)┏
ただ、一つ気になる点がある。オイラはExcellent Degauss AX-W3で毎回システムの消磁処理をしているが、影響は無いのだろうか。マグネチックウェイブガイドで生成された磁気フィールドが、消えてしまうのでは?
輸入メーカーにメールで質問してみた。早々に返事があり、正直分からないので確認してくれると言う。そして結果が来た。AX-W3には強力な磁力を取る能力はないようなので、効果がなくなることはないだろうとのこと。ただし、効果の減少具合については試してみないと何ともいえないらしい。う〜む・・やはり両者は相反するもののようだ。
自宅では最初にコイツのスイッチを入れるのが儀式となっている。したがって、何年もその効果を確認していない。