シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

J2機嫌を直す

 素敵な音色のスピーカーケーブルを見つけてバナナプラグを付け変えたところ、質の変化が極端で困惑した。構造の違いもあろうが、金メッキとロジウムメッキの違いが主たる理由だろう。あまりにも違うため、正直言ってその中間が欲しい。というか、両者のイイトコ取りが望みなのだ。
それならと、アンプ側をキリっとしたロジウムメッキに、スピーカー側をフワっとした金メッキにしてみる。
見事に両者の中間の出来栄えとなった。解像度を保ちながらも刺さる鋭さは収まってくる。冷ややかな響きも人肌に温度が上がる。実はこのやり方は福田雅光評論家が紙面で高評価したもので、両者のいいとこ取りになる確信があった。先入観の誘導といえば否定もしないが、気のせいレベルの違いではないので満足している。
試しにバナナ無しの直結もしてみようと思い、ターミナルに差し込もうとしたがJ2の穴が小さくて上手く入らない。今時こんな小さな穴はめったにない。コイツは明らかに直結を拒否しているのだ。分かった分かった。許せJ2、お前はバナナが好きなんだな。ヾ('∀`♡)
ついでにFALのSP端子をショートしているサエクのPC-Triple Cを剥き直してやろう。過去ログを見ると一昨年のクリスマス以来だ。見た目も酸化してきている。
うむ、気のせいか鮮度が高く感じられる。やっとJ2が機嫌を良くしてくれたようだ。
愛でたし!

今回採用したオーディオテクニカのAT6301という安価なバナナプラグは、電工パーツ屋で裸売りされているモノと同じだと思っていたが、明らかに違うことに気が付いた。プラケースを外して双方を並べたのが上の画像だ。違いが分かるだろうか。
左のAT6301の方が金メッキが厚いのだ。