シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

電源タップ対策

前回、電源タップの置き方で驚くほど音が変わるという事を体験してしまった。これは試さずにはいられない。
 金が有ればΛ8.24を即導入するのも良かろう。現状、そうもいかない。また自宅に遊んでいるインシュレーターがいくつもあるので、それでどんな変化があるのか確認することにした。
 使ったのはJ1プロジェクトの「ICP ハイブリッドタイプ」だ。これは例の懇意の店長が、中古インシュレーターを面倒だと全部100円で売ったとき入手した一つ。実は凄い期待が持てる風体ながらも、今まで高さがありすぎて使えなかったものだ。このスパイク受けにクライナの「オーディオ・スパイス」を垂らして使う。
 電源タップは以前作ってもらった重量級の一品。(2014-02-14「電源タップ その3」を参照)当時から、DIYで買った庭用大理石をベースに黒檀のキューブを挟んで現状に至っている。その黒檀と交換だ。どんなもんかな・・
 おお!期待以上の変化だ。( ̄ー ̄)b 輪郭が明瞭で重なった音がしっかり分離して聴こえる。多少冷たい印象だが、妙なアクセントや響きが乗っていない。中域が明らかにクリアになったため、エレキベースの厚みが寂しい気もする。その分、中森明菜のボソっとした歌い方もしっかり聴きとれる。総じて、今までの木製キューブの特徴が無くなった結果と見ることができよう。
 ハッキリ言えるのは、Λ8.24の高密度な音像でありながらホット&パワフルな音にはならないという事。やはり振動対策ではあの変化は得られない。
 数時間鳴らし続けていると、痩せて冷たい印象は無くなり落ち着いてきた。スパイク系のセッティング初期にはよくある事だ。しばらくこのまま使ってみよう。

オーディオ・スパイスの謎の液体は、ステンレス製スパイクならOK。以前、鋳鉄のスパイクに使ったら、見事に赤錆を招いた。要注意である。