シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

Λ8.24

 気鋭のオーディオアクセサリーメーカーのアイテックから新商品の登場だ。
 すでに雑誌等で紹介もされ、気になる存在であった。隣町のショップは絶対に置くはず・・と思ったら、案の定である。
 Λ8.24はインシュレーターである。しかし、その対策方向が多勢と異なり、静電気に注目した。さすが帯電に気を遣うメーカー、発想が違う。そして、できた商品を実際手に取ってみると、なんともチープでオモチャのパーツみたいである。こんなものが3個で2万円弱と聞いて、一体誰が買うというのか。それが売れ行き好調らしい。何故か?
 オイラはこの会社の商品を高くかっているので、オカルトだろうと何だろうと期待はしている。しかし、それにしても・・安っぽいではないか。まあ聴いてみよう。ここで以外だったのが、ショップの店員はコンセントBOXに使って比較するというのだ。そんなトコで違いが分かるのか?ましてや、そのコンセントBOXはゾノトーン製の凄いヤツで、アコリバのボード上に既に置いてあるのだ。その間に挟むらしい。
 シンプルな高音質ボーカルで比較すると、耳を疑った。音が出た瞬間に違うと感じたのだ。こりゃ魔法か!アイテックの商品は毎回こうだ。(lll ̄□ ̄)
 散漫としていた音像が見事な輪郭を持って林立している。音像派のオイラはその違いに敏感だが、これは誰でも分かるのではないか。速攻で外して再試聴、繰り返してみて気のせいではないのが分かる。しかし、そんな変化ならよくあることと言われそうである。Λ8.14はその音像がパワフルで濃いのだ。これはスパイク系の金属インシュレーターや、高精度クロックでは体験したことがない。おそらく無理なのだろう。この安っぽい樹脂の塊に、メーカーの手間暇と拘りが凝縮しているという話は眉唾ではないようだ。
 我が家ではもう手を入れるところは無いかと思っていたが、コンセントBOXの置き方でこれほど変わるとは・・これは楽しみである。