シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

先入観

 数年前のオーディオ雑誌をパラパラ見ていると、最近見たことのある電源ケーブルの記事に括目した。
 それはアコリバのパワースタンダードという電源ケーブルで、バージョン・アップする前のPCOCCA導体のものだ。当時はPCOCCAが最新のトレンド、アコリバも全面採用する矢先の記事であった。試聴リポートしているのは福田雅光評論家。この手の評価では第一人者で、本品を絶賛している。
 だから何だと言われるだろう。実はこれが、1月8日に書き込んだ「SAEC PL-5800」の中で、謎のケーブルとして試聴したものではないかと思うのだ。外観はソックリだし、コネクターのパーツも同じだ。気になるので、隣町のショップでアコリバの電源ケーブルの内部シースを確認した。白、緑、黒である。間違いない、これで確信を持った。
 オイラがボロクソに書き込んだのはアコリバのパワースタンダードであった。これがもし、商品の素性が分かっていたら同じ事を書いただろうか。今聴けば、ニュートラルで癖のない良い音に聴こえたりするに違いない。あの時は、きれいに作った自作品か・・という先入観も頭の片隅にあったのだ。しかし、SAECのPL-5800の方が際立って良く聴こえたのも事実だ。
 そいつは懇意のショップのワゴンにまだ置かれている。さっそく店長に報告、「あの謎のケーブル、たぶん分かったよ〜」しばらくして店長も確認したようだ。
 ちょっと中古品を物色した後、ふとワゴンの中を見ると謎のケーブルにはアコリバの名前が与えられていた。しかもチャッカリ値上げしとる!
もう・・店長ったらしっかりしてるなあ・┐(´〜`;)┌

まったく関係ないが、これが実に美味しい。嵌まっている。