シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション

 今頃になって観に行って来た。土曜日でもガラ透きである。
 その感想は、大人が楽しめるスパイ活劇としてまあまあといったところだ。IMFのメンバーは前作に続いてサイモン・ペグとジェレミー・レナーが加わる。前作のゴースト・プロトコルで、このメンツはいけると思った。だから今回も何の不安も無く予備情報なしの鑑賞である。監督もお馴染みクリストファー・マッカリーでヒットは約束されたようなものだ。
 見終わって、正直言うとエンタメの面白さでいえば前作の方が上だ。今回はスパイ活劇としてまとめた感があるので地味に見えるところが損をしている。たしかに今回のトムが身体を張ったアクション映像は素晴らしい。実際に本人がやっていなければ不可能なアングルで魅せるため、イーサン・ハントというスーパースパイに現実感を持ってしまいそうになる。しかし、それゆえに常識はずれの映像や弩派手な爆破などは控えめで、マンガチックなアクションに見慣れた子供の目線では物足りないだろう。ゆえに大人が楽しむアクションといえる。
 クライマックスも序盤に複線を張った旨い結末であるが、地味な印象は拭えない。
 オイラはむしろ新たな配役に関心が入った。まずはCIA長官としてアレックス・ボールドウィンが登場してきて目を見開いた。懐かしいハンサムの面影はあるが、かっぷく良く老けたな〜ヾ( ^ω^)ノ
 そして今回一番の注目は、レベッカ・ファーガソンという女優だ。謎のスパイとして大活躍の彼女、誰なんだ?調べてみても大した経歴が無い。ヘラクレスで出演しているらしいが、ほとんど記憶に無いぞ。しかしなんて魅惑的なフェロモンだろう。スカーレット・ヨハンソンのブラック・ウイドーみたいだ。むしろ色気はこっちが上である。ぜひボンド・ガールになってもらいたい。