シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

電源接点の汚れ

 コンセントやタップの接点はすぐ黒ずんでくる。この理由がよくわからない。一度差し込んでしまえば数ヶ月はそのままだ。受け刃やタップはほとんど空気と接していないので、埃が付くはずもない。酸化もそんなに進行するとは思えない。振動が何か影響するのだろうか。
 最後にクリーニングをしたのは、2月である。XLR端子を磨くため、オプソルの端子クリンを購入したとき、おまけで電源用の試供品をもらった。あれからまだ半年した経っていないと高を括っていた。
 電源ケーブルを交換してその大きな変化に感心していたが、今ひとつ透明感や鮮度が足りない。これは交換で生じたものではなく、少しづつ劣化していったのに気がついたと言っていい。こうした劣化は端子の汚れがすぐ思い浮かんだ。で、オヤイデのクリーニングスティックECを買って磨くことにした。オプソルは高価なのだ。
 半年前にオプソルで磨いたとき、白いPVCの表面にはさほど黒ずみが付かなかった。なのに今回クリーニングスティックで磨くと真っ黒である。大げさでなく、ゾっとするほどの汚れだ。щ(゚Д゚щ)
 するとゾっとするほどの音が出た!!
 鮮度の高さはFALの持ち味、それが蘇っただけならゾっとしない。何度も書いているが、FALの音は素朴で自然である。これは聴き方によっては細身、薄味、インパクトが無いといった感想を持つ人もいるようだ。それが変えられない個性だと何年も思っていたが、ここに出てくる音は厚く濃く、それでいてキレと鮮度が同居した聴いたことも無いものなのである。理由は分からない。偶然の産物としか言いようがない。
 理由は分からずとも、きっかけはオヤイデのクリーニングスティックであることは間違いない。この商品、オプソルと比べてネットレビューの評価は低い。しかしクリーニング力は抜群で、さらに何らかの味が付くのかもしれない。それが今回的を得たんじゃないかと思っている。

半年でこんなに汚れるものか・・