シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

熱海旅行

 一泊二日の熱海旅行から帰ってきた。静岡県に住んでいると、熱海に旅行するという感覚がない。伊豆に行くのなら普通であるが、何故だろう?
 今年の旅行は不幸にも天気が悪いという予報を受けていた。しかし、直前になって様相が変わり、満更でもないということで一安心。しかし、家を出るときは土砂降りであった。
 以外にも県東部地区に入ると雨は止み、気温もこれまで猛暑だったのが嘘のように心地よい。そして、沼津インターから伊豆方面に抜ける道がこんなスムーズになっているとは思いもよらなかった。沼津、三島の街中を貫通する道路を迂回する東駿河湾環状道路というものが整備されて、まさに渋滞知らず。これはスゴイ!昔のナビでは山の中を示している。
 熱海にはのんびり運転しても余裕で午前中に着いた。久々に来て見ると、大昔の印象からほとんど変わっていない。まずは大正ロマンが滲み出た「起雲閣」へ。行楽シーズンとは思えないヒッソリ感があって、来客もまばらなのが実に良い。ここは、NHKの朝ドラ「花子とアン」のロケにも使われている。著名な文豪が利用したこの別荘、文学に興味の無いオイラはあまり期待していなかったのだが、実に趣のある好いところであった。特に大正時代の色々な文化がミックスしたような様式美が大変興味深い。
 昼は近くのレトロな洋食店で、大変おいしく懐かしいランチをほうばった。その足で小さなタバコ店へ。タバコは吸わないが、子供たちが一杯いる。ここは、超レトロなゲーム台が現役で活躍する駄菓子屋でもあるのだ。熱海という町は40年位前で時代がストップしている街なのである。
 早めに宿へチェックインして、ビーチと熱海銀座を散歩。するとスコールがやってきた。その後の虹が見事で、5000円のデジカメで撮るのは実に惜しいシチュエーションだ。
 小粒な宿は接客が行き届いている。「みかんの木」という変わった名前の宿であるが、居心地が良い。金目鯛の煮付けが美味い事!感激するのは、これほど冷房が自然で気にならない設定をしている宿は初めてだ。女性にはお勧めである。
 夕食後、ライトアップしたビーチに再び散歩。その足で静かなBARに入ってカクテルを飲む。ムッス〜2人と大人の風情を楽しんだ。           〜つづく〜


起雲閣にて

レトロな和田たばこ店 狭い中にゲーム台がギッシリ

ビーチだ

虹がでた!

整備された浜辺。 熱海城は夜もライトアップ

熱海銀座の老舗和菓子店