シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

2.1Ch方式スピーカーシステム

 2.1ch方式とは、小型スピーカーに低音を補うサブウーハーを1つ加えたシステムで、既製品では比較的安価なセットものや、AVシステムに採用されることが多い。

 我が家ではサードシステムで2.1ch方式を採用している。(AV使用の時はTVの音声プラスで4.1ch)昔、実家にいた頃はダイヤトーンのDS-500をメインスピーカーにして、YAMAHAYST方式サブウーハーを加えた2.1ch方式を基本にしていた。だからこの方式を扱うコツは大体分かる。

 まず、メインスピーカーは当然小型となるが、低音は捨てたマイクロ密閉型が良い。へたに低音を頑張ったものは、サブウーハー選びにハードルが高くなる。そして、能率の低い普通のスピーカー向きである。高能率なホーンタイプには向かない。

 サブウーハーは、当然大きくて高価なものが良いが、割り切りが大切で、半端なものを使うより、オイラのように小型のジャンク品をただ同然で入手して、それなりの満足を得るチョイスもある。それほどマイクロスピーカーにサブウーハーが加わると感激するのだ。ただ、安価なものでもカットオフ周波数の変更ができるものを選びたい。

 メインシステムで本格的に組みたい向きには、意外とメーカーによる質感の違いがあるのを知っておいた方がいい。高級品でもYAMAHAは比較的柔らかく、オンキョーやJBLはガシっとした低音が付加される。あくまでもオイラの感覚だ。

 扱い方として、メインとは並列接続がいい。直列よりメインスピーカーへの信号劣化が少なくて済む。セッティングは中央に置くのが理想だが、普通は邪魔だ。オイラはこれまで、メインスピーカー近くの壁側に置いて、音を横に出すようにして好結果を得ている。これだとまったく方向性を感じない。

 2.1ch方式はスペースファクターや音場再生に大変有利で、高級スピーカーのセット物が少ないのが不思議だ。論者でも意外とサブウーハー(スーパーウーハー)を使っている人はいる。しかし前述したとおり、高級スピーカーに合わせるサブスピーカーは選択が難しい。オイラは、最初から2.1chセット化したハイエンドシステムがあってもいいんじゃないかと思う。