シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

Wind Bell on the FAL

 M.AレコーディングズのCDは音が良いねえ〜という話を懇意のショップでしていた。店内にあるFALのSupreme-Sで聴いてみたくなり、流し始める。うん、ツイーターが無いから大人しい高域だが、バランスがいい。何よりもナチュラルな感触で、初期の商品より低域の出方が素直だ。満足していると、店員が思い出したようにFALにWind Bellを乗せると音が変わると言い出した。
 Wind Bellは注目の高級インシュレーターで、1月25日の記事を見ていただきたい。これをつまり、スタビライザーとして使うということか。Wind Bellは風鈴のように美しい響きを持っているので、何かありそうな予感はする。さっそく実験だ。ソフトは成り行き上、M.AレコーディングズのサンプルCDを使う。
 なんと、気のせいでは済まされない違いがある。中高域のオブラートが剥がれたかのように繊細に分離して聴こえてきた。残響の多いM.Aレコーディングズの録音ゆえか、空間が一回り大きくなったような音場の広がりが感じられる。意外にも低域の輪郭もクッキリして聴こえ、総じてスカっと抜けたような心地よさがある。まるで音圧がアップしたかのようだ。
 セットは簡単なので、何回も取ったり乗せたりとやってみた。バスレフダクトの前にも置いてみたら、こりゃ失敗、音が沈んでしまった。傾向としては、弦楽器が分かりやすい。そう、天板に置くと、上手くスーパーツィーターを繋いだときの変化と似ている。
 こりゃSupreme-Sを買おうか悩んでいる人には絶対聴かせられない。すでに持っている人にはお勧めだ。でもな〜4個もいらないんだよなあ・・と思っていたら、WB-30/2という商品名で2個売りもしているから驚いた。もしかしてこんな使用方法も予見していたんだろうか。
 チラっとSupreme-C90EXW の天板に載せたらどうか・・と考えてしまったが、大型スピーカー用のWB-60というデカイタイプも発売されたらしい。また借りてこようか・・

こいつはもはや良質なスーパーツィーターだあ。ヽ(*´∀`)ノ