シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

メカニカル・スーパーツィーター

 2014年の夏にウインドベルというインシュレーターを試聴した。そのとき、メーカーでは、メカニカル・スーパーツィーター効果というものがあるというので、確認したことを思い出した。店頭にあるFAL Supreme S C60の天板に乗せると、確かにスーパーツィーターを付加したような効果を魅せた。(2014-07-05  Wind Bell on the FAL  参照)しかしその後、展示品を借用して自宅のシステムで聴いてみたが、効果を得られなかったものだった。(2014-07-12  Wind Bell 我が家へ  参照)
 あれから7年を経た。自宅のシステムは、その当時とは比較にならないほど向上している。何らかの違いを魅せてくれるかもしれない。ということで、再びウインドベルWB-30を借用して自宅試聴してみた。今回はメインの他、サブシステムでもトライしてみる。それも高SNな深夜、耳タコCDの他にガラスによる演奏のソフトも用意した。
 結果は前回同様、有意差なしである。オマエの耳が悪いと言われればそれまでであるが、嘘は言えない。おや?っと感じた場面も多々あったが、再び元に戻すを繰り返すと分からなくなる。ベストな状況で比較してこれでは、何度やっても良くて気のせいレベルだ。店頭で違いを確認したときはフルレンジ一発のSupreme S C60だった。おそらく、メカニカルに共鳴付加する高域レベルが小さいため、明らかに高域の伸長が不足する状況でなければ分かり難いのだろう。
 まあ、そんな手軽に補完できるなら高価な本物(スーパーツィーター)はいらないって事だ。

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あるオーディオフェアで、スピーカーの上に真空管を置くと音が良くなるというブースがあったらしい。これも同じ効果を示したものだろう。しかし、そもそも共鳴して得られる超高域って・・正しいのか?