シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

ヴィン・ディーゼル

 先日、地上波のロードショーで「ワイルド・スピード MEGA MAX」と「リディック」を立て続けに観た。ヴィン・ディーゼルが他界したわけでもないだろうに思ってしまう。( ̄▽ ̄)
 この俳優、ウィキで確認しても決してバラエティに富んだ作品に出演しているとは言えない。まあ、アクション・スターというヤツはそんなもんで、当たりのシリーズができるとその世界から脱却できなくなるものだ。それを嫌がったのがショーン・コネリーだった。コネリーがその後多くの作品で様々な役を演じてこれたのも、007の主役が単純なヒーローではなかったのが幸いしている。
ヴィン・ディーゼルはあのスキンヘッドな風体と、ストイックなワルというイメージが定着してしまったため、もう他の役ができなくなっている。何をやってもそんな人物だ。セガール親父やスタローンの路線である。
 彼は製作サイドで活躍することが多いらしく、そもそもそっちが本業と言っていいのかもしれない。主役としてスター街道を走るには頭打ちだろう。今後はむしろ、悪役として脇に徹した路線変更が面白い気がする。