シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

ローン・レンジャー

 バットマン同様、幼少の頃憧れた外国のヒーローだ。もちろん、ここで取り上げるのは、昨年公開のジョニー・デップによるリメイク作のこと。
 本作は、予告編を見ただけで面白い作品であろうことは分かる。そしてパイレーツ・オブ・カリビアンの匂いがプンプンするだろうことも読み取れた。
 実際観てみると予想を裏切らない大作であった。大変分かりやすい筋立てで、アクション映画として王道路線だ。概ね満足なのだが、長すぎる。こんなに長い映画にするほど重みはないので、もっと絞って2時間以内のスピード重視した展開にしたほうがいい。中盤の暗い展開は一切カットしてもよく、ディズニーらしくもっと楽しく笑いが絶えない作風が相応しい。
 クライマックスの列車アクションは見ごたえ十分であるが、有名なレイダース「魔宮の伝説」の、トロッコアクションの二番煎じとも取れそうだ。ディズニーランドのビッグサンダーマウンテンを、本作モデルに再構築しても面白いかもしれない。