シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

インディジョーンズ・シリーズ

 この映画についてはすでに書き込んだ。(2010/10/19インディジョーンズ)その目的はクリスタル・スカルの王国をこき下ろすことだった。
 地上波で連続4週再放送が始まった。冷静にこの4作を比較すると、一番良いデキなのはやはり1作目だ。レイダースなんて名前を付けたことから、続編は念頭になかったのだろう。アクションにリアリティがあって、大変バランスのよい作品だ。アクションの連続性に違和感が無く、敵も魅力的であった。
 魔宮の伝説は当時面白く観させてもらったが、マンガチックに走りすぎた感がある。それも悪くは無いが、アクションが荒唐無稽になると演じる役者が報われない。巨大な水瓶が倒れて洪水は、あの広大な地下空間の容積からしてあり得ない。
 最後の聖戦は父親役のショーン・コネリーが実に魅力的であったが、1作目のアイディアの二番煎じだ。さらに、見えない橋においてはマンガでもやらない苦笑アイディアである。
 クリスタル・スカルは以前書き込んだ通り。空高く吹き飛んだ冷蔵庫の中にいて、落下した後無事であるはすがなかろう。
これらは無粋な突っ込みとはわけが違う。話の内容はともかく、このシリーズはアクションの魅力が幻滅するようでは、企画する意味が無い。夢物語ながらも、ありそうな活劇にしなければ興覚めしてしまうのだ。
 さて、インディージョーンズは5作目が計画されているそうだ。信じがたいが、年老いた印象の4作目から8年後の公開となる。老いても風体の変わらぬハン・ソロは醜かったが、爺になって何をする気なのだろうか。