シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

AVアンプの音

 センターTV方式の我が家では当然AVアンプがある。これはパイオニアのVSA-100という薄型多チャンネンル内蔵アンプで、オイラはこれのフロントサラウンド機能を使って映画を視聴するわけだ。5.1チャンネルとかの大掛かりなセッティングは、家庭内モニターの大きさに対して音の移動方向が極端すぎて不自然だと感じている。
 さて、このAVアンプであるが、まったく気を使っていない。AVには大して趣味性を感じないため、そのままポンとラックに入れているだけだ。これに制振対策をするとどうなるのか。
 VSA-100は実に安っぽい造りで、足すら付いていない。今日、ショップでサンシャインの超薄型制振シートA型が中古売りしていたので1800円で購入。こいつはすでにメイン機器2箇所で現用中のすぐれものだ。さらにペナペナした天板に、昔自作したガラスとブチルの積層スタビライザーを乗せてみる。試しにボディを叩いても、ほとんど響かなくなったのが分かる。視聴ソフトは「リーグ・オブ・レジェンド」の冒頭部分を使用した。
 このアンプは、中古品を4000円以下で購入したオモチャみたいなものだが、購入以来実に損をしていたのが発覚。こんな簡単な対策でモヤついた付帯音が雲散霧消。フロントサラウンドの本来の実力が発揮され、大変広く効果音が広がり、移動感もバッチリだ。低音の量感が減ったかと思ったが、締まったために重低音が実にクリアとなって迫ってくる。なによりも音の輪郭がクッキリしたので、セリフと炸裂音の多いDVDのソフトには天地ほどの違いがある。
安物のAVアンプには、制振対策は有効である。(´∀`)