シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

月刊誌Stereo2月号

 月刊誌Stereoは昔よく購読したものだが、今ではほとんど手にすることはない。ただ、魅力的な付録が付いている場合は別である。
 2月号には2つの付録が付いている。一つはシリーズとなった「究極のオーディオチェックCD」の4弾目。もう一つは過去の記事をまとめたDIYハンドブックだ。ハンドブックの内容は今まで目にしてきた内容だが、今は亡き長岡鉄男氏や入江順一郎氏の記事があって郷愁を誘う。
 付録のチェックCDは毎回マニアックな収録に興味津津で、今回は半無響室でのワンポイント収録という例のない実験録音がある。これがどうシステムのチェックに役立てればいいのか聴いた後でも分からない。(´・艸・`)  ディスク最初にある基本チェックの一つに、90秒に渡るサイン波スイープ音があって、我が家では中低域の一部にf特の谷があるようでショックである。音楽鑑賞上は違和感を感じないのだが。
 パイプオルガンやオーケストラをシンプルに収録したものは、大変すぐれた録音だ。音量をアップすれば収録現場の雰囲気が再現されてすばらしい。ダイナミックレンジが広すぎて、解説にあるわずかな音が聴き取れないという、自宅鑑賞環境の悪さも露呈してしまった。
 このCDをこれからも活用するかといえば、過去に付録されたシリーズ3枚はどこに置いたか分からないので、たぶんこれもそうなるだろう。