シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

季刊・オーディオアクセサリー153号

 152号を購入したときは究極のジャズ・リファレンス・ディスクなるものが付いていたことを以前書いた。
 153号にも何やら付録CDが付いている。MAレコーディングズというマイナーレーベルのサンプルCDだ。何でも旅をしながらシンプルにクラシック系の器楽曲を録音している個人レーベルらしい。音楽を生録しているようなものだろうか。最近のサンプルCDは1曲がまるごと収録されているからウレシイ。さあ、その音はいかがなものだろう。
 こりゃブッタマゲるほど良い音だ。(°д°) シンプルな器楽曲なのに広大な音場が現れて、長めの残響が透明に響き渡る。必要以上に像を絞り込まない方向だが、厚みがある。演奏ノイズもなく美しい。オイラの心地良い音の代表にしたいくらいだ。
 演奏内容も哀感のある短調な選曲で、このあたりも趣味が合う。このレーベル(というかアッド・ガーフィンクルという収録者)は大注目だ。
 誌面の方は、副題になっている「ハイレゾ時代のアンプ選び」なんてまったく興味なし。目を引くのはアコリバとサエクがついに「PC-Triple C」を商品化し、それを福田雅光の検証した記事だ。もう、ベタホメ。(´・艸・`) 他のリポーターも褒める褒める。PCOCC無き後の救世主を褒めなくては潰れる会社も出てくるに違いない。大変高価であるが、これだけ話題になれば飛びつく御仁も多かろう。オーディオ界が活性化してくれればいいのだ。
 前回に続き、バーチャル・アースの効果にメスを入れた記事も、自宅で実験する前なら興味を引いた事だ。実は3月24日に付けたローカルアースが、いつの間にか銅箔テープが剥がれて取れていた。しかし、まったく気がつかない。ヽ(´▽`)/ まさに気のせいである。