シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト

 2023年公開のワイスピ最新作でウルトラ超A級エンタメ作品。

 ワイスピ・シリーズもいよいよ佳境に入ってきた。本作は最後を飾る大作らしく、3部作になるらしい。よって、これは前哨戦と言っていいのだが、途方もない予算と豪華俳優陣で展開する前代未聞の前夜祭である。

 監督はジャスティン・リンかと思われたが、近年エンタメ作品で評判を得ているルイ・レテリエが手慣れた手腕で盛り上げている。大変分かり易い話で、ツカミがMEGA・MAXのラストという演出もいい。前作で主人公と対峙したジョン・シナをどう扱うのかと思ったら、狙われる息子の御守という役柄で良い味を出していた。まさかセロン様が味方に付くとは思わなかった。まあ最後のお祭りなので節操も無いのはご愛敬か。クライマックスになると仲間が次々と倒されていくけど、どうせ死んではいまい。次作で絶対復活する。これは安心して観られるお伽話なんだから。

 ヴィランジェイソン・モモア、悪役も似合うが一人じゃ荷が重いと思いきや、最後に仲間が出てきた。(笑)できればセロン様は悪役のままにしてほしかったなあ。

 前哨戦だから、これからだぞ~で終わってしまう。それでも物足りなさは無い弩派手な満足感はあった。ラストのとおり、次はワンダーウーマンも生き返ってくる。ぜひ、アクアマンとのパロディが見たい。

 最後に今回のオマケ映像はよくぞ間に合ったと拍手を送りたい。不仲解消はギリギリセーフ、次作ではロック様とステイサムのコンビ復活が観られるに違いない。いやはや祭りは楽しいなあ。 


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