2018年公開のA級アクション作品。題材はロビン・フッドである。
ロビン・フッドの映画化は数多い。オイラが拝見しているのは、ケビン・コスナー盤と2010年のラッセル・クロウ盤だ。本作はヒーロー誕生の前日単を舞台としており、エンタメ作品として、ビールを飲みながら観るのに丁度良い作品だ。
主演はタロン・エガートンで、ジェイミー・フォックスが共演している。どうやら「ゴールデンサークル」の後に撮ったらしい。悪役には、ベン・メンデルソーンが「 ローグワン」の時と同じような役柄で登場。内容は圧制から民衆を開放するリーダー誕生を描いている。
アクションはそれなりに面白く、特に連射する弓矢の破壊力がユニークだ。機関銃を超えているぞ。(笑)A級エンタメとしてのスケール感もあり、勧善懲悪な話なので安心して観ていられる。それでもラッセル・クロウのロビンフッドと比べれば、製作費は半分でしかない。そのあたりの限界なのか、クライマックスはもっと弩派手に盛り上げてもらいたかった。よくある続編を匂わす終わり方はいらない。製作にあたったデカプリンの驕りが透けて見える。