シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

新しいリスニングスタイルへ  その2

 パルシブな表現に魅力を求めるにはX-03SEを使い、CDトラポ+DACは空間表現と声の魅力を追求しようと、新しい路線がスタートした。

 トラポの出力を88.2kHzにアップコンバートすることで目標に近づいた。音場感は満足できる広がりを魅せているが、左右後方に広がる音場はボーカルを遠避けるため、パッとしない印象がある。これは結構難儀だ。目を付けたのはDACの足元で、現状はベースに両面RASKのボードを置き、アイテックのΛ8.24 for DigitalでDACの底板をダイレクトに支えている。RASKは冷たく音を引き締めるため、これを変更しよう。

 手持ちにある山本音響工芸のB-45は、何度も入れ替え試聴してきたので変化の予想が付く。明るい響きが加味されるに違いない。これ、その都度飽きて長続きしなかった。そこで隣町のショップにあった、アコリバのRHB-20ヒッコリーボードの中古を格安で入手してきた。ヒッコリーは強靭な木なので、アサダ桜のように派手な響きはしないはずだ。叩くとB-45とはまったく違う。まるで木琴の高音である。

 クソ重いラスクボードと交換する。その下のTAOCの棚板はそのまま、ヒッコリーボードにクロロプレンゴムをダイヤモンドフォーメーションに貼ってからセット。これ、重要である。ただ今回はΛ8.24 for Digitalは外した。理由は無く直勘だ。そもそもDA-5000Wの足は、J1プロジェクトのICPスパイクコーンに変えてあるので、これで試してみたい。さあ、どんなもんだ。

 おとなしい・・音に張りが無い。ボーカルの存在がさらに薄くなっている。正直言って、完全に勘が外れてしまった。う~ん手強い・・   ~つづく~